2012年7月から主力機となった鏡筒です。
EDレンズを使用した3枚玉アポクロマートです。光害が酷い東京23区内で使用することになるので観望対象は主に月・木星・土星・金星・火星です。高くあがった月や木星では色収差はまったくありません。持っているアイピースで一番高倍率を出せるのは3.5mmのアイピースで257倍ですが、この倍率でもエッジはくっきりと素晴らしい見え味です。鏡筒は重いです。右手で対物レンズ、左手でファインダー脚を持って運びます。
今のところ気に入らないのはファインダーだけです。視野の中心から外側にかけて星像が歪みます。最初に見たときは壊れてるのかと思ったくらいです。(というか、壊れいるのかな)ビクセンの7倍50mmファインダーはそのような違和感はありません。また、視野の中心でも星と十字線が重なると星が赤や青にギラギラと分離し落ち着きがありません。いつかビクセンのファインダーに交換するかも。
<追記>
ファインダーの不具合は単なる焦点ズレでした。ピント調整が出来ると思っていませんでした。恥ずかしい。。。ちゃんとピントを調整するとすっきりした星像になります。
今度は暗視野照明が欲しくなってきた。
社会人になってしばらくたち、天文熱復活の際に入手。コンパクトで非常に使いやすい。
EDレンズを使用した2枚玉アポクロマートです。この鏡筒を使うメリットはたくさんあります。まず、月や木星など非常に落ち着いたくっきりした像を見せてくれます。TSA-120に引けを取りません。違いは純粋に口径の差だけです。また、温度順応はまったく必要ありません。さらに、2kgちょっとなので非常に軽くセッティングが楽です。片手に鏡筒、もう片方で別の荷物を持てます。ファインダーは付属の当倍ファインダーから7倍50mmの光学ファインダーに変更してます。
赤道儀はSXDに乗せて使います。
小学生の時に初めて買った望遠鏡です。
今はこのタイプは出回っていませんが昔はとても人気のあったF10のニュートン式反射望遠鏡です。赤道儀はスーパーポラリス、極軸望遠鏡もちゃんとついています。木星や土星、M42やM31などすべて初めて見たのはこの望遠鏡です。星図片手に様々な天体を導入、観測した思い出深い望遠鏡です。ハレー彗星も見ました。後にMD-6SPという赤経軸のモータードライブを追加し、直焦点撮影、拡大撮影もしました。現在はまったく使っていませんが、主鏡や斜鏡の表面は当時のままのように見えます。コーティングが劣化しているようには見えないので、それが本当ならビクセンのコーティング技術は良く出来ていると思います。